文明について


魔道具について
家事系用品の魔道具のお値段は目安で言うとどれくらいでしょうか。(一般人の年収分とか、或いは我々の住む現実世界と大体同程度とか)一般的に普及していると言うのは、一般人の家庭に当たり前のようにあるという認識で宜しいのでしょうか。
ソルパの世界における魔道具(一般品)の価格の目安は現代の日本と大体同じと考えていただいてかまいません。
 普及率に関しましては、その国、土地にもよりますが、PC達が暮らすカルディア国の首都「エカリス」であれば、一般家庭に当たり前のようにあるという認識で間違いはございません。(その家庭の財力によっては購入できない家庭もあります。)

魔道具も壊れると思うのですが、壊れた場合に修理できるのは研究所、或いは個人で研究している人のみになりますか?
はい。研究所でちゃんと魔道具に関する知識を身につけた者と、独学で勉強をし個人で研究している人のみとなります。
 現代で家電製品が故障した時、専門家に直してもらうようにある程度魔道具に関する知識があるものでないと修理する事はできません。

ショップに並んでいる「魔力の込められた」アイテムは、魔道具ですか?
魔道具は「魔力を電気のようにしてそれをエネルギーに動く機械」となります。ですので武器にはその装置を取り付けなければなりません。
 現在ショップには魔道具として作られた武器防具は販売していません。
 アイテムの解説に「魔力で強化した」「魔力を込められた」などとあるものは魔道具ではなく、魔力で強化しただけのアイテムとなります。

出版用の魔道具は存在しますか?
出版技術はあります。「同人誌」的なものも現代のように立派な物ではありませんが、存在しています。ただし「同人誌」的な読み物のような「自費出版物」に関しましては現代よりも費用も手間もかかります。

この世界に「喫煙」の習慣はありますか?
 また、あるとすればそれはどの程度の物でしょうか?
 刻み煙草をパイプで吸うのが限界なのか、それとも紙巻きのシガーまで普及しているのでしょうか。

ソルパでも「喫煙」の習慣は御座います。普及している煙草ですが、「紙巻」タイプの物も普及している状態となります。

移動装置「サーム」がある4箇所とはどこですか?
エカリスのブリーダーギルド、要塞都市アレハンドロ、陣、ヘイタロスの首都の4箇所となります。志芯国への客船は陣からでています。

移動手段で自転車・自動車・機関車はありますか?
ゼンマイ仕掛の自動車型魔道具が試作程度で存在していますが、普及はしていません。ちなみに研究(作成)しているのは「ヘイタロス」です。

ティベルはどの程度、この世界観の中で普及されているのでしょうか。
ティベルは基本的に一般家庭には殆ど普及していません。重要施設や貴族の家にはあります。


アイテムについて
震天炎の効果はファイアーボムと同じですが、レジストマジックで防げますか?
魔力によって、効果を発動するアイテムですので、防げます。

震天炎を布で矢に括りつけるなどの処置をして、放つことは可能でしょうか?
 震天炎の発火(攻撃)のタイミング(きっかけ)は何かに触れると、でしょうか? それともこちらの意思で左右は出来ますか?

アイテム「震天炎」を、弓に括りつけて放つ事は可能です。
 発火のタイミングについてですが、こちらの意志によってタイミングを操作する事はできません。
 発火させるには、「相手に投げてぶつかる」や、「地面に落ちる」などの強い衝撃を与える必要が御座います。
 「触れるだけ」のような、弱い衝撃では、発火することは御座いません。


その他技術、文明について
点滴やチューブなどの高度な医療器具は存在していますか?
基本的にソルパでの医療器具の文明はあまり進んでいません。魔法や特殊な薬を使った方が早い為です。また、ゴム素材を利用した細いチューブなどが無いため点滴などは発明されていません。

「解熱剤」は現代で言う「解熱剤」=「熱さまし」と解釈してよいでしょうか。外部から受けた熱を遮断するためや、それにより上昇した体温を下げる目的で服用したら効果が出ますか?
アイテム「解熱剤」は普通の解熱剤ですので、効果は現代の物と殆ど同じと考えていただきたいです。
 解熱剤が下げる事の出来るのは、「ウィルスの活動を鈍らせ効果的にウィルスと戦う為の防衛反応」であり、体温を○℃下げるという性質のものではございません。外部からの影響で上昇した体温を下げる事は出来ませんので、ご注意下さい。

美容整形手術的な医療行為は存在しますか?
現代のような、顔を好みの形に変えるなどの物としては存在していませんが、「怪我をして壊死してしまった腕や足を切断する」などの医療行為としては存在しています。

マスクはありますか?
「マスク」という言葉もあり、それが口を覆う物だという解釈も存在しています。ただし現代のような針金などの金属が使用された物ではなく紐と布だけの物となります。

ブリーダー同士が連絡を取り合う場合は、どのような手段がありますか?
基本的に、手紙です。各都市には「郵便屋さん」があり、同じ都市内であれば人が、距離のある場所であれば管理局の許可の下鳥エレメントが手紙を届けます。
 ブリーダーに限らず、殆どの方が郵便屋を利用します。
 まれに自分専用の伝書鳩(エレメント)を飼っている人もいます。

ソルパの世界に水着はありますか?
現代にあるような水着のように着心地のよいものではありませんが、見た目が同じ様なものは存在します。

望遠鏡や双眼鏡といったものは存在しますか?
 存在するとしたら、一般的に入手できるアイテムですか? それとも貴重品となりますか?

望遠鏡・双眼鏡どちらも存在しています。
 現代のような性能の高い物でなく外見も木筒を加工し、レンズをはめ込んだ物となります。
 入手は一般的に入手できます。ただし、少々値ははります。

ソルパの世界に存在する技術工芸品を教えてください。
眼鏡、透明ガラス、鏡、実用的な「固定金具付きのベルト」(ズボンや袋で使用するもの)、ネジ/ボルト/ナット/スパナ、家庭用調理器具などがあります。
 ネジ/ボルト/ナット/スパナは魔道具を作成する為の道具とされており、魔道具を作る仕事をしている者が持っています。一般家庭には出回っていません。
 家庭用調理器具はそのほとんどが「魔道具」として扱われます。外見はあまり機械的なものではなく、パステルカラーを多く取りいれられた物が主流です。

ソルパの世界にない服はありますか?
タキシード/燕尾服/モーニング/…これらの服装は近代になって生み出された衣装形式ですのでありません。
 学生服/各種スポーツ用専用衣装/近代軍服…これらの制服が規定されたのも、近代以降となります
ブラジャー/パンティ/ブリーフ/トランクス…基本的に専用の下着はありません。通常は薄い服を肌着として下着代わりに使っています。例外として、志芯国にのみ「フンドシ/下帯」といった専用の下着があります。最近は陣より紐ショーツや男性用下着も輸入されています。

ソルパに存在しないものを教えてください。
たとえば金属製構造物、実用的な「ボタン」(Yシャツやスーツで使用するもの)、銃器、ガス灯、風船、ヨーヨー、ビニール製品などが挙げられます。
 金属製構造物ですが、「鉄の柱」といった大きな金属物は存在しません。大きな構造物は、基本的に「石」又は「木」製となります。
 ボタンは実用性のない装飾品です。服装は基本的には紐で止め、その上に装飾品としてボタンを貼り付けるといった形式がほとんどです。
 銃器は魔法が発達している世界の為、火薬機器の技術は発展していません。大砲なども普及しておらず、通常、船にも設置されていません。カルディアでは船に大砲を設置する事は違法であり、設置されている船は違法の、いわゆる海賊船となります。