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人間 |
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人間は、神聖暦999年のジ・アースにおいて、最も標準的に見られる、活動的な種族です。外見的には現実の人間と変わりはありません。
他の種族と比べ特別目立つ長所はありませんが、目立った欠点もないので、どんな環境、どんな職業にも対応して活躍する事ができます。
平均身長は1.6mほど、平均体重は60kgほどで、女性は男性よりやや小柄です。平均寿命は60〜70年です。
全体として、封建君主制のような階級社会を形成する傾向があり、現在もその版図を広げんと精力的に活動し続けています。人間はどこにでも生活していますが、現実の我々と同じように、生活している地域によって様々な人種が存在します。 |
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ジャイアント |
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ジャイアントは、一般的に巨人族と呼ばれるデミヒューマンです。いかつい顔とたくましい身体をしており、力は強く、また胆が据わっていて強い意志を持っています。一方で、物事を深く考えたり、細かい作業を行うことは苦手で、身のこなしも良くありません。
全体として体毛は濃く、毛髪の色は茶から黒、稀に白髪のものもいます。また皮膚の色は地域にもよりますが、褐色であることがほとんどです。
総じて筋肉質で細身のものは少なく、平均身長は約2.1m、平均体重は140kgにもなります。女性はやはり男性より小さくなりますが、それでも身長は2.0mを、体重も120kgを下回ることは滅多にありません。平均寿命は人間と変わらず、60〜70年です。
ジャイアントは主に険しい山岳地帯で生活するのを好み、家族や友人といった情で結ばれた小集団で暮らしています。また家族以外の集団で行動することはほとんど無く、そのため巨人族中心の集団社会というものは、稀にしか見られないようです。 |
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パラ |
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パラは小人族と呼ばれているデミヒューマンです。10代前半の人間の子供のような小柄な体格をしており、手先が器用で、身のこなしが素早い種族です。体格の通り体力は低く、また難しいことを考えるのは苦手な種族でもあります。体毛や皮膚の色は、同じ地域にすむ人間とほとんど変わらないため、遠目には人間の子供と見分けがつかないことがありますが、耳はわずかに尖っており、スッキリと整った顔立ちをしています。
平均身長は約1.3m、体重も30kg前後であり、男女でそれほど体格の差はありません。極端な肥満や極端な痩せ型もいないようです。平均寿命は60〜70年です。
草原地帯に好んで住む好奇心旺盛な種族で、故郷は土産話を持って帰る場所と考えている者が多いのか、1年のほとんどを放浪生活に費やしています。また大陸のパラたちは10〜20の家族が集まった集落を形成し、ある一定地域を1年ごとに移動してまわる、遊牧民に似た生活を営んでいます。
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エルフ |
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エルフは過去に闇森人と呼ばれていたこともある、人間に非常によく似たデミヒューマンです。背丈は人間と変わりませんが、全体的に線が細く、その耳は長く尖っています。体毛は薄く、髭をたくわえる者はほとんどいません。肌は白、毛髪は金、瞳は碧色の者が多く、エルフの集落では、瞳の紅い白子もよく見かけることができます。その体格の通り力仕事は苦手ですが、高い知性や感性を持っています。
平均身長は約1.6m、平均体重は50kg前後となります。女性はさらに細めで、40kg前後であることも珍しくありません。平均寿命は180〜200年と非常に長い寿命を誇ります。
彼らは森林での生活を好み自然と調和した暮らしを大切にしています。多くのエルフは、そのような森林の中に100〜150ほどの家族が集まった、共和制に近い集落を形成しています。ただし彼らは全体的に警戒心が強く、他のデミヒューマンに対して排他的になる傾向があるようです。
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ドワーフ |
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ドワーフは山人、あるいは山小人と呼ばれる、人間との付き合いがもっとも多いデミヒューマンです。人間に比べればやや小柄ですが、体重はむしろ人間よりも重く、筋肉質の頑健な体をしています。体力があり、意外に器用な手先をしていますが、ずんぐりとした体は身のこなしが悪く、頭を使う行為は苦手です。
職人気質の頑固者が多く、髭で表情が隠れるためか一見付き合いにくそうですが、酒の席では普段からは信じられないほど陽気になります。
体毛は濃く、老若男女問わずみな見事な髭をたくわえており、そのためか他の種族からは、髭の色と形で判別する以外には、性別も年齢も判断がつかないことが多いようです。
その身長は1.5mほどですが、その体重は60〜70kgと、一般的な人間と変わりありません。平均寿命は120〜140年ほどです。
呼び名の通り丘陵や山岳を主な生活の場としていますが、一方で平地に出て馬を乗り回す集団も存在します。そんなドワーフの社会は一つの山に住む一団を一つの部族と見なし、何か事有る時は選抜された部族の代表者が集まって、部族会議で方針を決定する合議制がとられています。
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シフール |
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シフールは羽根妖精の愛称で知られている、極端に小さいデミヒューマンです。体が小さいため、筋力は極端に低いのですが、素早く器用な種族です。
体格はしっかりとしたもの、肥満したものはおらず、身長は大体50cm、体重も重いものでも2kgを越えることは滅多にありません。平均寿命は120〜140年くらいです。
背中に昆虫によく似た4枚の長い羽根を持っており、それを羽ばたかせて空を飛ぶことができるため行動半径が大変広く、大陸、それも大きな森林の中ならば、必ずといっていいほど見かけることができます。またシフールの種族語は大陸中のシフールであれば必ず通じる共通語のため、彼らは通訳やメッセンジャーとして文字通り世界を飛び回っています。
総じて陽気な明るい性格をしており、好奇心が旺盛なので、しばしば仕事を忘れて何処かに行ってしまうこともあります。このような性格のため、気に入った人間について回ったり、単独で放浪したりと、土地に縛られることは珍しく、まとまった独自の文化圏を構築することはまずありません。 |
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ハーフエルフ |
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ハーフエルフは人間とエルフの間に生まれた異種族間の混血です。混血種は、ジ・アースでは禁忌に触れた存在として忌み嫌われる傾向があり、しばしば迫害の対象になることもあります。ハーフエルフの個体数は少なく、ロシアを除けばハーフエルフだけの集落や村などの集団生活は見られません。一般的に、人間かエルフの集落の中で暮らしています。
なお、このような混血種が生まれる可能性のある種族の組み合わせは、人間とエルフの組み合わせのみです。
ハーフエルフの容貌はエルフによく似ていて、大きくはありませんが尖った耳を持っています。肉体的にも精神的にも人間の能力をやや上まわっているようで、その能力は高い水準でバランスが取れています。
平均身長は人間と同じく約1.6mですが、体重はエルフと人間の中間である50kg前後、平均寿命はおよそ人間の2倍、120〜140年くらいです。
なお、ハーフエルフ同士の婚姻でもハーフエルフの生まれる確率は半分程度あり、残り半分は人間かエルフが生まれます。また人間、エルフいずれかとの婚姻の場合、生まれてくる子供は婚姻を結んだ相手の種族になります。 |
ハーフエルフは、ハーフエルフにしか見られない特別な特徴を持っています。怒りなどの激情にとらわれることで、髪が逆立ち、瞳が血の色のような赤に変化するのです。またこのとき、ハーフエルフは一つのことに執着するような、性格変化を起こすことが多くなります。これはその様子から「狂化」と呼ばれています。
悲しいことに、この普通の種族ではありえない身体的変化と感情の偏りが、混血種が禁忌に触れた存在である、という人々の思い込みに拍車をかけています。
ハーフエルフはその出自からか、一定の条件を満たすと変化を起こす、という特徴を持っています。
これは狂化と呼ばれており、感情の高ぶり(特に怒りの感情)を感じると、髪が逆立ち、瞳の色が血のような赤色に変化するというものです。まれに、感情の高ぶり以外に、周囲の状況や時間によって狂化を起こすハーフエルフもいます。
また、狂化が起こっている状態では、一つの行動や感情に固執するのも特徴です。普通は怒りに我を忘れ、見境なく攻撃を仕掛ける場合が多いのですが、常に笑い続けたり、食べ物を異様に欲するなど、偏った行動をとるものもいます。
狂化の状態は、感情の高ぶりがおさまるなど、落ち着いた状態になるまでは元に戻りません。また、何らかの条件で刺激され続ける限り、この状態から戻ることなく、続くことになります。
なお、狂化の状態では外見と精神面が変化するだけであり、身体能力が上昇するといったことはありません。
【狂化するための特別な条件の例】
月の光を直接見る
多量の血を見る
水を全身に浴びる
光のまったくない暗闇にいる
目もくらむような高いところに上る
【狂化している間に固執する内容の例】
笑い続ける
サディスティックになる
食べ物を異様に欲する
考え方や言動が子供っぽくなる
根拠のない自信にあふれ、人を見下した態度を取る
子供を嫌う
ハーフエルフの変化(狂化)は、一般の人々から見れば嫌悪の対象となります。狂化が起こるのは、異種族婚という、神の摂理に反したことが原因の呪いであるという人々もいます。
また、そのような理由がなくとも、感情の高ぶりに合わせて肉体が変化し、我を忘れるという現象は、世間一般の人から見れば、当然気持ちのよいものではありません。
地方では、普通なら子を成すことはないはずの、異種族の間で生まれた子供、禁忌に触れた存在として忌み嫌われることがよくあります。このような異種族同士の結婚が周りに祝福されることは珍しいことですし、また暴行などによる不幸な出来事の結果、生まれる子供も、少なくないからです。
このような悪環境にさらされているハーフエルフの子供が、幸せな子供時代を送ることはまれでしょう。最悪の場合、その生まれによっては親からも忌避されて育つことになります。家族の祝福を受けたとしても、人間とエルフ、ハーフエルフの寿命の違いから、幼少期に片親を失うことも珍しくありません。
それらの不幸な幼少期や環境、迫害を克服し、誠実に生きるハーフエルフもいますが、そのまま精神的な傷を負ってしまい、世の中に対して斜に構えたり、ひねてしまうものも少なくありません。同時に、そのようなハーフエルフの存在が、更なる偏見を生み、迫害を強くしていることも否めません。
ハーフエルフという存在に対し、社会は、「腫れ物に触るような」態度をとることが多いといえます。
地方では内輪的な志向が強いためか、露骨に差別されることが少なくありません。時には、村の中に住むことは許されず森のほうへと追いやられていることでしょう。但し、身体的変化を見せていない普通の状態ならば、一般人はエルフと比べない限りハーフエルフであると分かることはありませんので、隠すことは可能でしょう。
都市には様々な国の様々な人々が集まるため、地方ほど差別されていることはありません。しかし少なくなったとはいえ、あからさまにいやな顔をし、去っていく客のことも考え、「ハーフエルフお断り」を提示している店も存在します。そこまで厳しくはなくとも、混んでいるときには料理が出されるのが後回しにされるなど、小さな嫌がらせともいえない、「ハーフエルフならいいだろう」という常識があることは否定できません。一方、もともと実力主義であり、冒険の依頼を遂行することが大事だというスタンスの、冒険者ギルドなどの冒険者に関わる場所では、個人的な感情はともかく、全体としては気にはされません。
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天界人 |
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天界(地球)人は、アトランティスに突然現れた、21世紀の地球で生活している唯一の人類種族です。外見的にも文化的にも、現実の人間そのままで、ジ・アースやアトランティスの人間と肉体的な差は特にありません。
種族として特別目立つ長所はありませんが、目立った欠点もないので、どんな環境にも適応して活躍する事ができます。
身長は平均して1.6m、体重は60kgほどで、女性は男性よりもやや小柄です。平均寿命は60〜70年です。
全体として、発達した文化の中で育った者が大多数を占めるため、教養や学識の優れた者が多い反面、個で自然と向き合い生きる技術に長けた者が少ない傾向にあります。 |
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河童 |
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河童は、華国南東部やジャパン全国の水辺に住むデミヒューマンです。
指の間に水かきがある為不器用ですが、それを補うすばしっこさを持っています。一方水中活動は得意で、歩くよりも泳ぐ方が速いほどです。水中で呼吸する事ができ、水の中でも陸上と変わらぬ動きをすることができます。
河童は他の種族と異なる、固有の特徴が多い種族です。肌は、黄緑がかったものから深い緑まで幅がある緑色をしており、腹は肌よりも白っぽい色をしています。背中には甲羅を背負っており、瞳は黄色く、口は黄色いくちばし状になっています。また頭には直径10cm程の皿があり、それを囲むように生えた髪は黒や茶色をしています。
河童は総じてややずんぐりした体型をしており、平均身長は1.2m、平均体重は40kg程です。平均寿命は人間よりも長く、120〜140年ほどです。なお河童は、人間と同じ様にお腹で子供を育て河童の赤ちゃんを産んで育てます。
頭の皿は、河童の命を守るもので、何時も水を溜めています。走ったくらいではこぼれませんが、頭を横に激しく揺さぶればこぼれてしまいます。水がなくなると行動が鈍り(全ての判定に−5の修正)、完全に乾くと死んでしまいます。その為、陸に上がる河童は、特別な膏を塗った蓋皿を乗せて水がなくなるのを防いでいます。
多くの河童は、川や湖、海などの水辺を中心に縄張りを持ち、狩猟して家族単位で暮らしています。集落を作ることはあまりありません。 |
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その他の種族 |
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ジ・アースにはその他にも、地域ごとに珍しいデミヒューマンが存在しています。
これらの種族は現段階でプレイヤーキャラクターとして登録できませんが、AFOをプレイしているうちに、出会う可能性も高いでしょう。
ケンタウロス
モンゴルの平原で暮らす馬の下半身を持つ半人半馬の種族です。馬のように健脚で、平原を走ることに長けています。
リザードマン
インドゥーラやエジプトの奥地に住む、直立したトカゲの様な姿をした爬虫類型種族です。全身が丈夫な鱗に覆われており、優れた戦士の素質を持っています。
ナーガ
インドゥーラや中東の山奥に暮らす、竜の末裔といわれる種族です。高い知性を持つ一方、背中の翼で空を飛び炎の息を吐くといった姿は、まさに竜の眷属と言えます。男性のナーガは直立した竜といった姿であり、女性のナーガは人間のような上半身と大蛇の下半身を持っています。
マーメイド
海で暮らす半人半魚の水棲種族です。各国の海に住んでおり、時折下半身を足に変えて地上に上がることもあるようです。
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