■クヴァール島対岸の要塞について



 カルディアの北部、クヴァール島の対岸に建てらており、長らく建設中となっていたが、
多くのブリーダー達の協力の元、先日完成へと至った。

 元々、クヴァール島対岸に存在していたとある小国の跡地となっている遺跡を元に建設されており、
小国の名残である防風壁跡を利用して、カルディア北東部の山脈北端から西に100Kmに及ぶ『壁』が建てられている。
 砦は駐屯地から30Kmの距離までは5Km間隔で建設され、それ以降は10Km間隔で小さな砦が設置されており、
それぞれ大きなものは常駐50名以上、小さなもので30名ほどのブリーダーが待機している。
 現在は、増えているモンスターに対応する為一時的にブリーダーの数が増やされており、全ての砦のブリーダーを合計すると3000人ほどとなる。


■駐屯地■
 要塞の中心となる駐屯地は、元の小国の城下町跡を利用しており、常駐ブリーダーは500名ほど待機している。
 エカリスのブリーダーの力を借り、先日駐屯地内に「移動装置サーム」が設置された為、
エカリスとの行き来がしやすい状態となった。

 尚、駐屯地内には一般市民がいないが、要塞の周辺には小国の名残か、集落が多くあるため
駐屯地に居るブリーダー達にはこの集落の防衛も要請される場合がある。


■『壁』(城壁)■
 高さ4〜5メートル・幅3メートルの石造りの壁。
 元となった小国の時代から使用されていた壁を利用してつくられており、
海岸から約300Mの位置に海岸線に沿った形で建てられている。
 小国が国家として機能していた頃は、数十メートルごとに、海へ出るための通路が設けけられており、
要塞となった現在も、海沿いの集落の生活を激変させないよう、
集落に程近い場所は海へ出るための通路及び、観測所が設置されている。




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