■クヴァール島、調査隊について■



■未開の土地、クヴァール島
クヴァール島とは、カルディア大陸から北東に位置する謎の島を指す。

多くのエレメントやモンスターが生息しており、島を覆う暗雲から発せられる魔力にはエレメントを暴走させる力があるとされており、最も危険な土とされ我々が暮らすカルディアでは島へ向かう事を禁止されている。

カルディア暦1003年、当時多くの業績を残し英雄と呼ばれていたブリーダー「メイナード・ソーヤ」は自身を含む12名の少数編成の一団を作成し、クヴァール島の調査へ向かった。
選出されたメンバーは全員がギルドに名を残す実力者であったが、この調査によりメイナードを含む10名のブリーダーが帰らぬ人となった。
生還した2名のブリーダーがもたらした情報によれば、メイナードの一団の前に姿を現したのは銀色の髪をした一人の青年で、最初は穏やかな声で島から去るように言っていたが、突如まるで人が変わったかのように荒々しく叫び、こちらが身構える前に攻撃を仕掛けて来たという。
青年は「ファスターニャクリム」と名乗った。

ブリーダー達の前に姿を表した人型のエレメント達は、
このファスターニャクリムと名乗る男と共に行動をしていると思われる。
そのため、彼等同様ファスターニャクリム自身も人型のエレメントである可能性が非常に高い。

(人型のエレメントについては「人型エレメントに関するまとめ」をご確認下さい)

今回島へと向った二回目の調査隊がもら足した情報によれば、
島にはカルディアでは見ることが出来ないモンスターが多々見られ、中には半分腐りかけた様な犬や狼、牛馬に、熊。
翼が骨だけで出来た様な、大型の鳥さらには、人の姿を残した者も見られ、
その体から発せられる魔力は、エレメントの物ではなかったとの報告がなされている。



■調査隊について
今回クヴァール島へ向っている調査隊は、
戦闘要員が35名、調査員が5名。そこに正副隊長を加えた、総勢42名で構成されており、
隊長を、ギルド長オールヴィル・トランヴァースの補佐を勤めるヴィスター・シアレントが勤め、
副隊長は最初の調査隊に参加していたクレイ・リチャードソンが勤めている。

クレイ・リチャードソンが所持するパートナーエレメントであるスワローの「ホープ」が
もたらした情報によると調査隊は、調査員を含む16人編成の2つの部隊が上陸地点から東西に分かれて展開しており、
正副隊長を除く残りの人員は船を守る為、上陸地点に待機していた。
正副隊長は島に広がる森を進み、東西に分かれる2つの部隊に後方を任せ最前線へ進んでいた。
しかしながら、上陸地点にて待機していた部隊の元へクレイのパートナーであるホープが現れた事から、
最前線の二人が首領級の敵と遭遇した事が知らされ、東西に分かれていた部隊は上陸地点まで撤退するよう命令が下る。
しかし、上陸地点にて人型エレメントの「炎烏」が姿を現し、調査隊の船を破壊。
炎烏はその後戦闘は行わず、姿を消しているが周囲のモンスターにより苦戦を強いられ、
今だ各部隊の合流は行なわれていない。

ブリーダーギルドでは、急遽救出部隊が編成され、クヴァール島へ船を出す為の準備が進められている。




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