反乱軍追撃に成功!
 本陣防衛に成功!

王国騎士団:
 戦闘はほぼ終結し、残党処理にあたっている兵力を残し撤収。

 
 
 
ウラジミール・1世(ez0150
 皆、まずはよくやってくれた!
 ラスプーチンめを逃してしまったことは気がかりであるが
 皆のお陰で、この度の反乱は鎮圧することができた。改めて礼を言おう。

 しかしある程度予想はしていたとはいえ、この国にもデビルか‥‥
 聞けばその他の国でも、デビルの被害は増えていると聞く。
 何か我の考えすら及ばないところで、大きなことが始まろうとしているのか‥‥?

 ‥‥今はどれだけ考えても始まらぬことか。
 今回の戦に参加した者、並びに各作戦において顕著な働きをした者には後日褒美を渡そう。
 準備のため少し遅くなるが、待っておくようにな。





 暗黒の森に逃げ込んだラスプーチン軍の「秘策」とはデビルによる伏兵でした。
 既にデビルに魂を売り渡し、デビノマニと化していたラスプーチンは暗黒の森付近で軍を反転。
 伏せさせていたデビルの軍勢に奇襲を仕掛けさせることによって、
 追撃により陣形が縦に伸びていたロシア王国軍の虚を突きます。

   敵の存在をある程度予想していた冒険者達は、敵襲に対して即席の防衛線を作り、ラスプーチン軍の猛攻を受け止めましたが、敵の攻撃は凄まじく、一時はウラジーミル座す本陣近くまでデビルの進行を許してしまいました。
 前線・本陣とも冒険者を中心とした王国軍の苛烈な抵抗により、敵デビルを打ち返すことに成功し、敵軍は暗黒の森へと撤退していきましたが、ロシア王国軍は今回の事態をただのクーデターと留めることなく、今後の対策を思案しています。  


 ウラジミール一世の先見と冒険者の活躍によって国内でのクーデターに失敗したラスプーチン軍でしたが、
 真の狙いは追撃によって陣形が縦に大きく伸びた国王軍への奇襲でした。
 既に悪魔と契約し、デビノマニと化していたラスプーチンは強力なデビルの軍勢を率いることによって、
 国王軍を急襲。ウラジミールの近くまで攻め入るに至ります。

 最終的には陣形を立て直した王国軍に防備を固められ、撤退していきましたが、
 一時誰もが疑わなかったラスプーチン軍の壊滅は成されなかったばかりか、敵が暗黒の森に逃げ込んだことによって、
 これまでも立ち入りの難しかった暗黒の森は、まるで新たな敵の国家の一部であるかのように、王国の前にたたずむことになりました。


ウラジミール1世ez0150
[ハーフエルフ・男性・28歳(57歳)]

 ロシア王国国王。聡明な人物で王国の良き指導者となっていますが、冷酷な一面もあり、敵対者には躊躇なくその手を下すといわれる人物です。
  月道の先の未開地を開拓するために、新たな開拓希望者を募っていますが、開拓はなかなか進まず、それが唯一といえる悩みの種です。
  敬虔なジーザス教徒で、国内でもその布教に力を入れています。
  現在、森林を伐採して入植地を作る政策を進めています。
エリザベータ
[エルフ・女性・23歳(70歳)]
 
 ロシア王国の名家であるキエフ公国ルーリック家に連なる、ロシア王国の女王。
  歌劇に登場しそうな大変美しい容姿をしていますが、彼女を見た者は彼女に人形のようなイメージしか持つことができず、その美しさを唄う詩人は何故か皆無だと言われています。
ラスプーチンez0165
[人間・男性・38歳]

   数年前に突然現れ、宮廷に出入りするようになったクレリックです。
 出生や経歴に多くの謎があり、また人によっては人格者と言われたり詐欺師と言われるほど、評価の定まらない人物でもあります。
 宮廷でその人気はまったくの両極端ですが、ウラジミール一世からの評価は高く、現在王室顧問を自称しています。
 彼の野心は留まることなく、自らの統治を目指してクーデターを起こしました。  しかし、クーデターは失敗し、彼は現在行方不明となっています。
エカテリーナ大公妃ez0162
[ハーフエルフ・女性・40歳(81歳)」

 ノブゴロド公国のピョートル大公の后。
  夫を公職から追放し公国の実権を握っている女傑です。政治手腕に優れているが「あらゆる危険の芽をつむ」というやり方で今の座を手に入れたように、抜け目がなく猜疑心の強い人物です。
イーゴリ・大公ez0164
[ハーフエルフ・男性・70歳(140歳)]

 リボフ公国の大公。1世紀以上もリボフ公国を治めている老獪な人物です。
  表面上はウラジミール1世と良好な関係をもつものの、その真意は計り知れません。
  イーゴリ公のいる所、全ての場所が政治的駆け引きの場となるとまで言われています。

ウルスラ・マクシモアez0151
[エルフ・女性・41歳(124歳)]

 キエフ冒険者ギルドのマスター。
  たおやかで物腰柔らかく、様々な種族が数多くいるキエフギルドを、女手1つで取り仕切っている才覚豊かな女性です。
  人生経験も豊かなことから、冒険者達の悩みに気軽に乗るなど、冒険者たちにとっては母とも言うべき存在になっています。