ウラジミール一世の先見と冒険者の活躍によって国内でのクーデターに失敗したラスプーチン軍でしたが、
真の狙いは追撃によって陣形が縦に大きく伸びた国王軍への奇襲でした。
既に悪魔と契約し、デビノマニと化していたラスプーチンは強力なデビルの軍勢を率いることによって、
国王軍を急襲。ウラジミールの近くまで攻め入るに至ります。
最終的には陣形を立て直した王国軍に防備を固められ、撤退していきましたが、
一時誰もが疑わなかったラスプーチン軍の壊滅は成されなかったばかりか、敵が暗黒の森に逃げ込んだことによって、
これまでも立ち入りの難しかった暗黒の森は、まるで新たな敵の国家の一部であるかのように、王国の前にたたずむことになりました。